SNS全盛期となった昨今、個人がひとつのメディアとなり、社会を巻き込むうねりとなっております。つまり『組織』から『個』への変貌では、ないでしょうか。
「男子全生徒丸刈り」「廊下を歩くときに、靴の裏を見せてはいけない」「休みの日でも外出時は制服を着用する」「異性と歩いてはいけない」… こんな校則で縛られていた時代は、終わりを告げ、自分で選択する時代になっていると思います。
ただその時に必要となることが「自立(自律)」の心ではないでしょうか。
Garage-Groupという組織は、株式会社PRIME・SOCIOが基盤となってるのですが、いち企業でビジネスを語ることも説明することも不可能だと考えております。
出来るだけ真摯にビジネスを行っていく中で、日々様々な『人』と出逢い、お互いの『個性』を否定することなく共存すると、同じ『志』が生まれてきました。
そうしてできたのがGarage-Groupです。
『個性』と『志』が交わる奇跡があった時、それを『運命』と言うのでしょう。
Garage-Group代表
株式会社PRIME・SOCIO代表取締役
片山 禎久
『個』の時代と変貌した今、頂点から末広がって行く従来の三角形型「組織」は淘汰されるように思います。
当グループは、Sphere Management(球体経営)を経理理念とし、チカラ関係でビジネスやプロジェクト進めるのでは、なく、人と人との「関係性」を重視し、上下関係無く、携わる全ての方が、時には「経営者」、時には「営業マン」、時には「職人」になる柔軟な思想を持ってプロジェクトを遂行して行きます。
企業の為に人がいるのではなく
人の為に企業が存在するのだ
その実現こそが『球体経営』の使命です。
GG(Garage Group)のメンバーは、大手や上場企業のブランド価値への依存もなく、学歴や経歴などの過去の栄光にすがることもございません。
ただ「幸福の提供」に力を注ぎ、その実現に本気で取り組み者がGGのメンバーです。「儲かる」から事業を行うのではなく、「幸福の提供」が行われる事業なら確実に「儲かる」から事業を行っています。
そのような同じベクトルを持ったメンバーを紹介します。
当グループの商品は、常識を壊すことからスタートする。そこには、『職人』による、それまで培った確かな技術、経験、頑なまでの拘りのベースがあり、そこへ『素人』の非常識なアイデアの融合が必要だ。
従来のもモノをそのまま創っても面白くなくし、今の時代、そんな商品ヒットすることもないだろう。
「和・華・蘭」は長崎の『食』だけでなく『文化』を象徴する言葉です。日本を表す「和」とともに、中国を表す「華」、西洋を表す「蘭」を融合させることによりその文化は発展してきました。
伝統を守ると言えば保守的に聞こえますが長崎の場合、伝統を「時には破壊し、新しきものを創造する」ことが伝統を守ることになると当店では解釈しております。
食に対して芸術的にアプローチしたガストロノミーや新しい「和・華・蘭」を創造し、未来に向けた料理を提案します。
カステラの起源はスペインやポルトガルとされ、日本(種子島)に伝来して四百年以上経つと言われている。やがて日本で独自の変貌を遂げたカステラは明治以降に急速に広まった。カステラのレシピは、「雄魂姓名録(ゆうこんせいめいろく)」と呼ばれる海援隊日誌に記述が残っている。海援隊を結成させたのは、坂本龍馬…
龍馬もカステラをきっと食したのであろう。
カステラの材料は、基本「卵」「小麦粉」「砂糖」「水飴」のシンプルなもの。だからこそ、職人の業がそのまま味となって表れる料理。当店の職人はこう言う。
「夫婦喧嘩はできない…」
夫婦喧嘩をしてしまうとどうしても味が刺々しくなるらしい。またカステラに完璧なレシピもない。その日の気温や湿度、材料の状態… その日に合わせて微妙に配合を変える。
カステラは一期一会、できるだけ同じ味(最高の味)にしようとするが厳密には誤差があるようだ。だからこそカステラ造りにはロマンと厳しさがある。時には、造ったカステラ全てを捨ててしまうこともあると言う。
一期一会のカステラ、是非とも食して頂きたい。
まわりが薄暗い朝、ちょっと眠い目をこすりながらいつものように起きる。少しの腹ごしらえをして魚市に向かうのが毎日の日課だ。威勢のいい声と日本一の魚介が出迎えてくれる。鯛、鯵、穴子、伊佐木などの日本一の漁獲高を誇る魚の他に河豚や烏賊、鯖などの新鮮で高品質な魚介が所狭しと並べられている。
さぁ~目利きのスタート!
これからが本当の勝負、仕事のはじまり!
こうやって仕入れた海の幸を飲食店などに配達する。最高の食材に笑顔が待っている。その後には、刺盛りの準備にかかる。そう午後に刺身の盛り合わせの注文が入っているからだ。当店は刺盛りの注文が異様に多い。だから毎日のように刺身を切り、盛り付けている。刺盛りは、いつも緊張する。その日の食材、お客様の要望に合わせて最高のものを造ろうと思うからだ。
「ふぅ~…」盛り付けが終わってホットと一息。それから配達に向かう。
そしていつものように笑顔が待っている。
これが当店『一番鮮魚』の日課である。
食の研究所として出来たのが「セントラル・ガレージ」です。『“食”の可能性』を日々研究し、自社居酒屋やFC店の「嘉すがいGARAGE」への食材の提供の他に、他社からの依頼や共同開発を行っております。
昨今では、「NPO法人長崎県食育協会」と積極的な共同開発を行っております。
21世紀に入り“食”は、益々重要度を増しております。ただただ「美味しい」だけでなく『“食”の可能性』と『“食”の使命』を追求するのが「セントラル・ガレージ」です。
『“食”の可能性』を追求する食の研究所が「セントラル・ガレージ」ならば、それを伝えキョウドウ(共同・協同・共働)するのが「ガレージ・ネクスト」の仕事です。
事業の一環である「飲食店のプロデュース」から生まれたのが弊社のフランチャイズ1号店である「嘉すがいGARAGE」であります。その活動は飲食店だけでなく『農家さん』『漁師さん』などの一次産業の方々との触れ合いの中から新しいビジネスのシステムを構築しています。
「食」と「食に携わる人々」と共に次なるステージに向かうのが「ガレージ・ネクスト」です。